香りが残らないお風呂洗剤

お風呂の洗剤が切れて久しい。
いつも買い忘れるのでネットスーパーでついでに買ってみた。
バスマジックリン スーパークリーン。「香りが残らないタイプ」とある。
新製品らしい。香りが残らないのは新コンセプトだ。
トイレや排水溝の掃除は、香りがあったほうが臭いを遮ってくれて便利だけれど、きつい臭いは好きではない。何というか、鼻が常に匂いで刺激されている感じと、空気が香りで重くなる感じが苦手で、できればパッと消えて欲しいくらいだ。
香りだけではない。本体についているシールラベルには「バスマジックリン史上最強のスーパー清浄力」とある。
期待できる。夏場のお風呂はすぐに汚れが広がる。あの床の黒ずみもさっぱり落ちるだろうか。
壁に泡をかけてみる。大きく泡が広がった瞬間香った。柑橘系の香り。思ったより強い。今までのとあまり変わらないくらいだ。しばらく泡を壁に放置する。
次に床の黒ずみにかけてみてブラシでこすってみた。落ちない。なにも落ちている気がしない。何回かブラシをゴシゴシこすりつける。少し落ちた気がしたので泡を流してみた。まだ黒ずみが残っている。これは漂白剤じゃないと落ちない領域らしい。
裏面ラベルを見ると「泡の力でこすらず落とす」と書いてある。この状況でそう言われても腹がたつだけだ。ラベル「落とす」のとなりに星マーク※がある。注意書きを探してみてみたら、こう書いてあった。
「既に発生している汚れは、除去してからお使いください。」
何なんだ、一体。この洗剤もって掃除してんのに、汚れは別途落としてから、って何だよ。
納得できないまま、壁につけた泡のところをスポンジで洗い、シャワーですすぐ。浴室に充満していた香りも半分くらい流れていった。壁はキュキュッとしている。
週末、お店でお風呂の洗剤売り場を見に行った。キチンと落ちそうな洗剤はないかといろいろ探したけれど、「汚れの発生を抑える」洗剤がもう一種類あって、バスマジックリンとその商品で棚はいっぱいだった。すでに汚れているから、洗剤使うんだけどなぁ。風呂の汚れは、先手を打つしか、汚れてからでは遅いのかもしれない。お風呂洗剤の降参宣言に見えた。

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