お弁当にコンビニおにぎり

コンビニ弁当
朝6時、お米を買いに行った。お弁当に詰める分がないからだ。お米の残が少ないことは週初めから気が付いていた。お弁当を3人分作らねばならない週だったから、どうも減りが早い。なんとか週末まで間に合うようにと、ここ数日、夜はうどん、パスタ、そうめんと小麦粉を食べてきたのに、やはり足りなかった。週中に、ネットスーパーで牛乳や卵を注文するときがチャンスだったのに、逃してしまった。箱アイスをいくつか買っている場合ではなかった。今日は金曜。最後の一日まで持たないばかりか、朝ご飯に適した炭水化物もない。至急用意しなければいけないのは弁当のほうだ。どうする?白米が入っていない弁当を作る?麺?作ったこともないし、昼にどんな状態になっているか分からない。やはり、お米を買いに行くしかない。
とりあえず顔を洗って眼鏡をかけ、車でコンビニに向かう。以前、コンビニでお米を買ったことは2回あった。両方ともセブンイレブンで在庫があった。今回もお米が置いてあることを期待して買いに行く。
店内に入ると、女性の店員がレジのあたりで話し込んでいた。なにやら楽しそうだが、こちらは目が閉じてきそうなくらい、まだ眠い。ぐるっと店内をまわり、調理材料コーナーらしきところをみたが、ない。以前この辺にあった気がしたけれど、見当たらない。冷凍食品のところに凍った白米がないかと見てみるが、ない。サトウのごはんみたいなものも見当たらない。ひょっとしたら、ないかもしれない。コンビニで、米、買う人、そういないよね。撤去されてしまったのだろうか。目が覚めてくる。
その時、子どもが「お弁当にコンビニのおにぎりを持ってきた子がいたよー。」と言っていたのを思い出した。その子が、2個食べられないから1個くれたんだー、と嬉しそうだった。学童のお弁当は加工品を持ってくる子もチラホラいる。夏休みは長期戦。平日毎日なので、たまには加工品をもたせることに寛容であってくれたほうがありがたい。お母さんが病気のときは、お父さんが買ったコンビニ弁当をそのままもってくる子もいたと聞く。ただ、肝心の子どもがどう思うか気になっていたが、「コンビニおにぎりおいしかった。」とにっこり話していたのを聞いて、よし、加工品いけるぞ!と心の中でガッツポーズをしていたっけ。チルドの棚をみると、おにぎりがいくつか並んでいた。子供が好きな辛子明太子、エビマヨネーズ、定番のシーチキンもある。よし、これで行こう。いくつか買いカゴにいれて、ついでに朝食のパンも買おうと、後ろの棚をみたら、下の方に米があることに気が付いた。ここにあったのか。いや、せっかく選んだし、このままおにぎりで行こう。
家に帰って、子どもに「今日のお弁当はお米がないから、コンビニおにぎりね。」といったら、じゃあ選ぶ!と元気に起きてきた。まったく抵抗がない姿を見つつ、お米がないから特別ね、とおかずを用意しながら何度も言う。私が楽したくてコンビニおにぎりを選んだのに、喜ばれると、ちょっと複雑。次回は米を買おうか。その方がコスパがいいし。買わないとお米置いてくれなくなっちゃうし。結局子供に自分の作ったものを食べさせたい人になってしまったのかもしれない。

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