子供の発音について

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「そーらよ。」 
「そーらよ、じゃなくて、そーだよ、だよ。」
娘は何か滑舌が悪い。
全体がおかしいというより特定の音がおかしい。
「ダ行」が「ラ行」になることが多い。
年少のときは、いろんな音が頻繁に違う音になっていた。あまり指摘すると言葉に対して萎縮してしまうと思い、気にしないようにした。
その後、1年、また1年過ぎてもあまり変わらなかった。
小学校入学前。秋に行われた就学時検診で、問診の先生から「何かお子さんのことで気になることはないですか?」と聞かれたので、「発音がちょっとおかしいんですよねー。でも、まだ小さいからこんなもんですよねー。」と答えた。対応してくださった先生は簡単に相づちをしながら藁半紙の問診票に何か書き込み、質問を続けた。一通り質問が終わった後、「お母さんが気になるとおっしゃった言葉については、あちらの部屋でお話がありますので、、、。」と別室に招待されてしまった。こちらとしては、「そうですね。まだ年長さんだし、言葉の発達がゆっくりな子にはよくあることですよ。」といった風に、要は大丈夫だよと言ってほしかったのに、どうやらそうではないらしい。
少し待つと違う先生が入ってきた。先生の説明では、言葉がうまく出ない場合は脳に問題があることもあるので、そういった検査ができる施設で一度診断してもらったほうがいい、という。音をちゃんと脳でキャッチできていないため発音ができない恐れがあるらしい。また、もし診断の結果、脳に問題があるとわかった場合は、区内の小学校で専門のトレーニングを受けることができることを教えてくれた。頻度は週に1回程度。現在区内の子どもが数人受けているという。単に滑舌が悪いと思っていたのに、脳に問題があるかもしれないなんて。
正直精神的に参ったが、まだ決まったわけでもない。翌日、その施設に電話をかけて診断の予約をとってみた。いつもは一ヶ月待ちだが、ちょうど空きがでたので1週間後に受けることができるという。早く受けに行け、と神様がいっている。子どもとバスで施設にいき、結果、脳に問題がないことがわかった。これでわが子は正真正銘「滑舌が悪い女」だ。
小学生になってからは、子どもに間違いを伝えることにした。
「そーらよ。」
「そー、だ、よ。だをちゃんといってみて」
「そーだよ。」
指摘すると、ちゃんと「ダ」になるので、やはり聞こえてはいるのだろう。
低学年のうちになおったら、と思っていたが、高学年になっても「ダ行」はたまに「ラ行」だ。本人の力で発音を修正することができるなら、最初から正しい音で発音できればいいのに。
先日、「構音障害」という言葉を知った。
「ダ行」を発音するのが面倒なのかもしれない、と思っていたけれど、障害なのかもしれないな、と思い始めている。
※検査や言語トレーニングの話は5年ほど前の話なので、現在は状況が違うかもしれません。