風邪には葛根湯が効かない?

スパイス 漢方
風邪、流行ってきましたね。電車の中でも朝はくしゃみ、鼻水のすする音が聞こえてきます。わたしは、風邪気味のときに飲む薬は葛根湯派!ただ、最近TV番組で「葛根湯は風邪に効かない」と流れたらしく、葛根湯派としては気になるところ。そこで、葛根湯について改めて調
べてみました。

葛根湯が好きなわけ

ドラッグストアに行けば、葛根湯がタップリ並んでいます。以外にもいろんな風邪薬が販売されています。いろんな風邪に効く総合薬タイプや、のど、熱、鼻といった症状別に対処できるタイプなどいろいろ。その中で、葛根湯を選ぶ理由って?わたしが風邪のときに葛根湯を選ぶ、「葛根湯ラバー」になった理由を挙げます。
1.解熱成分がはいっていないから。
風邪の総合薬には、なにかしら解熱させる成分がはいっています。(イブプロフェン、アセトアミノフェン等)解熱するから、すっきりする体感が得られて、薬が効いた!と思うようにできているんでしょう。わたし、この流れ、気に入らないんですよね。風邪が体の中にいるのであれば、いったん下げてもまた熱があがってくるはず。熱があがるときが寒気や気持ち悪さが一番つらい。せっかく熱があがってくるのであれば、体の「風邪をやっつけるぞ!」という反応を邪魔したくない!だから、解熱成分がはいっていないものを選んでいます。そうすると、ドラッグストアで風邪薬の成分を見比べた限り、解熱成分がないのは漢方薬ぐらいしかないんです。
2.鼻炎にいいらしい
葛根湯は効能として、「鼻かぜ、鼻炎」とあります。わたし、風邪がひどくなると副鼻腔炎に移行したことが2回ぐらいありました。あの、コメカミになにかあるような、重たい頭痛はもうイヤ!寒気を感じたらすぐ葛根湯を飲むようになってから、鼻かぜをひかなくなった…、わけではないですが、副鼻腔炎にはなっていません。
3.ドラッグストアでどこでも手に入る
葛根湯は、ドラッグストアに必ずあります。また、ドラッグストアのセルフブランドで売り出されていることも多く、そうすると少しお手ごろな価格で手に入れられます。薬って気持ちお高いので、これはありがたい!
ちなみに、「風邪薬選ぶなら葛根湯」私以外にも葛根湯派はいます。

葛根湯が効かない?

そんな葛根湯ラバーが気になるであろう、「葛根湯では風邪が治らない?!」。話題となった番組は、2018年11月25日 TBS系『林先生が驚く 初耳学!』。

残念ながらTverで見逃し配信をやっていなかったので、どのように取り上げられているかは確認することができませんでした。この番組を見た方の対抗記事によると、”2014年の京都大学の論文を根拠に” とあったので、情報もとの論文を探してみました。

葛根湯は総合感冒薬より感冒症状の増悪抑制効果において優れているとは言えない(無作為化対照試験)

発行日: 23-Jul-2014
出版者: 京都大学 (Kyoto University)
タイトルから分かるとおり、風邪薬を飲んでいても症状が悪くなっちゃった人の割合を調べています。ちなみにパブロン VS クラシエ葛根湯 で試験。どちらも約2割の方は風邪が悪化しちゃったようです。個人的にも、風邪薬飲んでもイマイチ治りが悪かったことがあったので、「ああ、あの風邪薬効かない確率、2割なんだぁ。」という感じです。

より葛根湯を上手に飲む!

ひきはじめ、に飲むことを心がける!
クラシエさんの紹介動画にもひきはじめのひきはじめ、とあります。

また、葛根湯は溶かして飲むのがよいそうです。

もともとは煎じて飲むものなので、溶かしたほうがいいのかもしれませんね。
でも、寒気がしたら手元にある葛根湯をすぐにガァっと飲めるのは、現代の大発明だと思います。風邪は引き始めが肝心!気をつけて冬を乗り切りましょう!

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